- いちねん
- I
いちねん【一年】(1)地球の公転周期に相当する時間。→ とし(2)一月一日から一二月三一日までの間。
「この~を顧みる」
(3)ある日を含む一二か月の間。「転居して~になる」
(4)第一学年。 一年生。「~一組」
(5)ある年。 某年。 先年。「~アメリカへ旅した折に」
~の計は元旦(ガンタン)にあり四計の一。 その年の計画は元旦に立てるべきである。 まず初めに計画を立て, 事にあたるべきだ。→ 四計IIいちねん【一念】(1)深く思いつめた心。 一筋の思い。 一心。(2)〔仏〕(ア)きわめて短い時間。 六十刹那(セツナ), または九十刹那とされるが, 単に一瞬の意で用いられることが多い。 (イ)一つの心のはたらき。 一瞬の意識。 (ウ)一度の念仏。 多く, 阿弥陀仏を念ずること。 また, 南無阿弥陀仏と唱えること。 (エ)主として浄土真宗で迷いなく仏を信ずること。~岩をも通(トオ)す強い信念があればどんな困難なことでもなしとげられる。 一念岩にも通る。~天に通(ツウ)ず必ずなしとげようというかたい決意のもとにたゆまず努力すれば, 必ず天の知り聞き入れるところとなって成功する。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.